グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン

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851 印刷インキに関する自主規制(NL規制)による規制物質● ● ● ● ● ● ●参考資料● ● ● ● ● ● ●印刷インキ工業連合会は昭和48年、厚生省の指導のもとに食品容器の安全性に寄与すべく、食品包装材料に用....

851 印刷インキに関する自主規制(NL規制)による規制物質● ● ● ● ● ● ●参考資料● ● ● ● ● ● ●印刷インキ工業連合会は昭和48年、厚生省の指導のもとに食品容器の安全性に寄与すべく、食品包装材料に用いられる印刷インキについて、「食品包装材料用印刷インキに関する自主規制」を制定し、30年余にわたって実施してきた。その背景には、現行の食品衛生法では印刷インキはそれ自体を食用にしたり、食品に添加されたりするものではないため、規制や規格は存在しないが、食品包装材料に印刷されたインキが間接的に食品を汚染することが考えられることから、印刷インキの安全性を確保する必要があるとして自主規制を制定したものである。今日、社会全体で環境負荷の低減に取り組みを開始しており、環境に配慮した商品やサービスの提供が求められる。つまり、食品以外に用いられるインキについても、食品用包装材料用印刷インキと同水準の安全性が求められるようになってきている。そうした業界を取り巻く環境変化を考慮して、食品包装用途以外のインキについても、平成14年6月からこの自主規制を準用し、インキの安全性の確保に努めている。このような状況から、印刷インキ全体をカバーする自主規制が必要となり、新たに「印刷インキに関する自主規制」として平成16年度から検討作業に入り、平成18年5月に新NL規制を制定した。この新NL規制は、対象物質が500物質・物質群を超え、平成18年11月1日より実施されている。◇NL規制の制定および改訂の経緯◇表示印刷インキに関する自主規制に基づいて製造された製品には、原則として容器ごとに次の表示を行う。「この製品は、印刷インキ工業連合会による印刷インキに関する自主規制(NL規制)に基づいて製造されたものである」またはNLマーク(平成14年12月制定、15年7月商標登録認定)昭和48年4月昭和48年10月昭和52年平成5年平成11年平成13年平成18年5月平成18年11月制定実施第一次改訂第二次改訂第三次改訂規制物質追加制定実施使用禁止物質60物質24物質追加6物質追加 化合物群の特定19物質追加2物質追加500強物質・物質群