グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン

グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン page 48/124

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45(4) 環境配慮製品の提供① 環境配慮製品の開発、製造やサービスに取組んでいる製品の環境配慮に対する社会的要請が高まるなか、印刷産業においてもより環境負荷の少ない製品を提供することが求められています。....

45(4) 環境配慮製品の提供① 環境配慮製品の開発、製造やサービスに取組んでいる製品の環境配慮に対する社会的要請が高まるなか、印刷産業においてもより環境負荷の少ない製品を提供することが求められています。また、印刷工場が社会に対してより積極的に環境配慮製品を提供していくことは、環境負荷の低減に貢献するだけでなく自社製品の差別化など顧客や社会に対してもアピールすることが可能となります。環境配慮製品の提供にあたっては、環境配慮基準に基づき、営業・企画段階からそれに応じた製造方法を顧客に提案することが必要になってきます。また、印刷工場が組織的・継続的に環境配慮製品を提供していく上では、環境配慮製品を提供できる仕組みや体制を整え、それらが環境に配慮しているか否かを評価する具体的な評価基準も必要となります。さらに、環境配慮製品の提供実績を記録し、自社が定めた目標の達成状況をチェックすることにより自らの取組みを自己評価することも可能となります。顧客におけるグリーン購入活動がますます活発化しており、今後、顧客から印刷企業に対して環境対応に関する指示・要求が行われるケースが増加することは明らかです。そのため、環境に配慮しない事業者は発注者から敬遠され、いずれは市場から淘汰されるという危機意識を持ち、環境対応を経営課題として位置づけ、顧客からの環境対応の指示・要求に対応できるよう体制や仕組みを整えておく必要があります。なお、日印産連では、環境配慮製品の提供の一つの仕組みとして「グリーンプリンティング設定制度」を創設しました。本グリーン基準を達成した「印刷製品」に“グリーンプリンティングマーク(GPマーク)”を表示できるこの制度を利用することにより、顧客への環境配慮製品の提供をより促進することができるようになります。グリーン原則と基準グリーン原則①環境配慮製品の開発、製造やサービスに取組んでいる水準―1 水準―2・環境配慮製品を積極的に企画・開発し、その実績を把握していること・環境配慮製品の評価基準(日印産連グリーン基準等)を有していること水準-2必須グリーン基準必須項目解  説社会全体のグリーン購入への取組みがますます進むなか、社会情勢に対応して環境配慮製品を提供できる仕組みや体制を整えておく必要があります。