グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン

グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン page 46/124

電子ブックを開く

このページは グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン の電子ブックに掲載されている46ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
43(3) 環境マネジメントシステムの構築① 環境保全活動の改善に取組む仕組みを有している■環境保全活動に関する組織的・継続的取組み環境保全に関する目的意識や方向性もなくただ漫然と取組むのでは、環境負荷低....

43(3) 環境マネジメントシステムの構築① 環境保全活動の改善に取組む仕組みを有している■環境保全活動に関する組織的・継続的取組み環境保全に関する目的意識や方向性もなくただ漫然と取組むのでは、環境負荷低減やこれに携わる社員の意識向上などに大きな効果を得ることは難しいといえます。また、環境問題への取組みは継続的な取組みが不可欠であり、担当者まかせであったり、対策が一過性のものであっては、十分な効果は期待できません。環境負荷を低減する取組みを実施する上では、組織としてどのような方針に基づき環境保全活動に取組んでいくのか明らかにし、その方針に基づいて組織や体制、システムを構築し、役割・責任・権限を決めておくことが重要となります。環境方針を定めるにあたっては、組織的な取組みを進めるために組織の代表者である社長や工場長(最高経営層)がこれを定め、掲示や環境教育の実施等により従業員に周知徹底しなければなりません。また、継続的な活動に取組むためには、工場等の環境保全活動について全般的な管理を行なう組織が定められ、工場等における取組みを見直す仕組みが定められている必要があります。■環境マネジメントシステムについて環境保全活動の仕組みとしては、環境マネジメントシステムを導入することが効果的です。環境マネジメントシステムは、環境保全に関し①方針、目標、計画を定め(Plan)、②実際に運用し(Do)、③取組みの結果をチェックし(Check)、④継続的に見直し、改善していく(Action)、いわゆるPDCAサイクルで推進されます。環境マネジメントシステムの中には、国際的な規格となっているISO14001や、国や地方自治体等が定めたシステムなどがあります。その他のシステムとしては、環境省が(社)全国環境保全推進連合とともに普及を進めている「環境活動評価プログラム-エコアクション21-」、有限責任中間法人エコステージ協会の「エコグリーン原則と基準グリーン原則①環境保全活動の改善に取組む仕組みを有している水準―1 水準―2・環境マネジメントシステム(ISO14001等)を有していること・環境方針や組織を設け、継続的に環境保全活動に取組んでいること水準-2必須グリーン基準必須項目解  説環境保全に取組むにあたっては、組織や体制を整備し、方針等を設定し、活動し、これをマネジメントしていくことで大きな効果が期待できます。