グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン

グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン page 42/124

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393 事業者の取組み環境負荷低減への取組みには様々な種類やアプローチがありますが、そのもっとも基本となるのが事業所の組織的な取組みであり、この取組みを効率よく継続的に推進していくためには事業所の体制やシ....

393 事業者の取組み環境負荷低減への取組みには様々な種類やアプローチがありますが、そのもっとも基本となるのが事業所の組織的な取組みであり、この取組みを効率よく継続的に推進していくためには事業所の体制やシステムを整備していくことが必要となります。ここでは事業所全体として事業者が達成すべき(目指すべき)基準を定めています。(1) 環境関連法規の遵守① 公害防止、省エネ・省資源、化学物質の管理・削減、廃棄物の発生抑制・削減などの環境法規制を遵守している各種環境関連法規則、都道府県条例、協定等を遵守することは事業者として当然の行為であり、コンプライアンスの確保は経営課題として取組むべき事項です。印刷産業界に関連する代表的な環境関連法規としては表に示すものがあり、これらの各法規(及び条例、協定等)の規制内容を把握し遵守する必要があります。遵法状況を確認するには、自工場がどのような規制を受けているのかを確認した上で、「適用法規制一覧表」として整理し、チェックリストとして活用することが有効です。なお、法規の改正は頻繁に行われるため、常に最新の情報を入手し自社の活動が環境関連法規等に対応しているかチェックする仕組みを整備しておかなければなりません。日印産連では、印刷全般に関わる環境関連法規の手引き書として、『印刷産業における環境関連法規集(2006年版)』を発行しています。これは印刷に関わる環境関連法規を取り上げその概要を簡明に解説し、さらにこれに工場立地、防災、労働安全等に関する法規の解説も加えて、印刷産業の経営者・各担当者が企業活動、環境活動を行う上で、またISO14001など環境マネジメントシステム構築・運用の際の重要な資料として利用できるよう編集しています。グリーン原則と基準グリーン原則①公害防止、省エネ・省資源、化学物質の管理・削減、廃棄物の発生抑制・削減などの環境法規制を遵守している水準―1 水準―2・環境法規制の遵法チェックの仕組みをもち、維持していること・環境法規制を遵守していること水準-2必須グリーン基準必須項目解  説各種の法規制を遵守することは事業者として当然のことです。今後は、法規制より厳しい自主基準の設定などに自主的に取組む姿勢が求められます。印刷産業における環境関連法規集(2006年版)