グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン

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36(5) デリバリ【梱包・構内運搬】① 製品の包装・梱包材の削減・再利用に取組んでいる過剰な包装は、資源の消費と客先における廃棄物の発生につながります。製品の包装時には、可能な限り簡易な包装とすることを....

36(5) デリバリ【梱包・構内運搬】① 製品の包装・梱包材の削減・再利用に取組んでいる過剰な包装は、資源の消費と客先における廃棄物の発生につながります。製品の包装時には、可能な限り簡易な包装とすることを心がけ、納品の際は一度の使用しかできないワンウェイの包装や梱包材の使用はできるだけ避け、繰り返し使用することができる通い箱を使用する、納品等の際に共通パレットを利用する等できるだけ包装材、梱包材が廃棄物として発生することを避けることが必要です。そのためには簡易包装の実施、通い箱・パレットの利用方針等を定めて、工場における周知徹底を図るとともに、顧客に対しても簡易包装や通い箱・パレットによる納品に対する理解を求めていくことが重要となります。② 工場内で発生する包装資材のリサイクルを行っている工程から発生する段ボール箱、外装紙、巻き芯、プラキャップ、ストレッチフィルム、PPバンド等の包装資材は、分別してリサイクルに努めなければなりません。これらの廃棄物は比較的かさばるため、保管場所の確保やリサイクル業者の定期的な引き取りなど事前にリサイクル体制を整備しておくことが重要です。なお、最近では保管場所不足の解消と運搬の効率化のために、圧縮機やシュレッダー等が販売されています。グリーン原則と基準グリーン原則項目梱包・構内運搬納品①製品の包装・梱包材の削減・再利用に取組んでいる②工場内で発生する包装資材のリサイクルを行っている③構内運搬の騒音発生を抑制している①運搬車両の環境負荷低減に配慮している水準―1・簡易(クラフト)包装、通い箱、共通パレット等の利用を促進していること・段ボール、外装紙、巻き芯、プラキャップ等の包装資材のリサイクル率が80%以上・フォークリフト、ハンドリフター等の騒音発生防止に取組んでいること・アイドリングストップを実施していること・低公害車を50%以上導入していること・輸送方法等、効率的な輸配送に取組んでいること・段ボール、外装紙、巻き芯、プラキャップ等の包装資材のリサイクル率が50%以上-水準-2必須-必須--必須項目水準―2グリーン基準解  説製品のデリバリの際は、包装材・梱包材の使用に伴う廃棄物の発生、車両の使用によるエネルギーの消費や排ガスの排出などが代表的な環境負荷として挙げられます。