グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン

グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン page 28/124

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25○浅版化等の実施浅版化は使用するインキ量が削減でき、結果としてインキ中の溶剤量も減ることとなります。また、乾燥性も良好となることから省エネや作業効率の向上にもつながります。例えば、色調に厳しさを要し....

25○浅版化等の実施浅版化は使用するインキ量が削減でき、結果としてインキ中の溶剤量も減ることとなります。また、乾燥性も良好となることから省エネや作業効率の向上にもつながります。例えば、色調に厳しさを要しないところでは、従来よりも版深度を浅くすることが可能です。これは、営業・企画の段階でクライアント側に提案していくことが重要です。また、印刷のアクセサリー部分についても必要なものだけ印刷する、あるいはアクセサリーの設定を変更することにより、インキ・溶剤の使用量を削減することが可能となります。○カバーの取り付けインキパン、タンク等が開放状態となっている場合はカバーを取り付けることにより、インキ・溶剤の揮発を防止することが可能となります。また、これらの取組みは、インキ・溶剤類の使用量削減につながることから、経済的なメリットも得られます。さらに、副次的な効果として、カバーの取り付けによりインキハネが抑制され、印刷機周辺の清掃作業の必要性を減らせることができます。これは、廃ウェスの発生抑制にもつながります。インキパン全体に透明フィルムを貼り付け、インキ・溶剤の揮発を防止します。インキ回収の一斗缶の開口部にボール紙を利用した蓋を取り付け、開口部を小さくします。インキパンへのカバー取り付けインキ回収におけるカバー取り付け