グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン

グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン page 21/124

電子ブックを開く

このページは グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン の電子ブックに掲載されている21ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
182 工程顧客に対して印刷サービスを提供する場合、品質・コスト・納期(QCD)だけでなく「環境(E)」についても配慮されていなければなりません。そのため、営業段階から納品まで製造工程の全ての段階において、製....

182 工程顧客に対して印刷サービスを提供する場合、品質・コスト・納期(QCD)だけでなく「環境(E)」についても配慮されていなければなりません。そのため、営業段階から納品まで製造工程の全ての段階において、製品の性能を確保した上で環境負荷を低減する取組みを行うことが必要です。ここでは、各工程別に達成すべき(目指すべき)基準を定めています。(1) 営業・企画・デザイン【営業・企画】① 企画提案及び制作にあたっては環境配慮を行っている環境に配慮した製品や事業活動に対する需要が高まるなか、顧客に対して自社製品・サービスの提案を行なう場合には、機能性や価格等のみではなく、「環境配慮」の提案を必ず実施することが重要です。提案にあたっては自社が目標とする明確な環境配慮基準が必要となりますが、その設定にあたっては、本グリーン基準を参照し、自工場が重点的に取組む項目をピックアップして設定することで構いません。もちろん、独自の観点で基準を設定することでも構いません。なお、顧客が一般企業ではなく印刷企業の場合であっても、工程の専門企業として環境配慮の提案を積極的に実施していくことが望まれます。グリーン原則と基準グリーン原則項目営業・企画デザイン①企画提案及び制作にあたっては環境配慮を行っている②印刷見本の作成にあたっては、省資源及び廃棄物の発生抑制を行っている①デザインのデジタル化を推進し、省資源及び廃棄物の発生抑制を行っている水準―1・企画制作における環境配慮基準を設けていること・環境配慮基準に該当する製品の提案比率が80%以上・印刷見本出力のデジタル化率50%以上・デザイン作業のデジタル化率50%以上必須---必須項目水準―2グリーン基準解  説営業・企画・デザイン工程は、印刷物製造フローの最上流にあたります。自社において環境に配慮した工程を採用することはもちろんのこと、顧客とのコミュニケーションが取りやすいという特徴を活かし、顧客に対して積極的にグリーン製品を提案することが重要です。備考:今回の改定により新たに加わった工程です。