グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン

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17■環境負荷削減計画の有無環境負荷削減に関する計画的な取組みを実施している資材メーカーは、組織的に環境負荷削減に取組んでいると評価することができます。なお、ISO14001の認証取得をしている企業であれば必ず環境負荷削減計画を立案しているため、認証取得の有無は環境に配慮した資材メーカー選定の判断の目安になります。■梱包材の削減、リサイクル可能な包装材の採用梱包材、包装材は、原材料や資材の納品が済んだ後は不要なものとなり、廃棄物の発生につながります。梱包材、包装材の使用に伴う廃棄物発生を防ぐためには、過剰包装の回避に取組んでいる企業や納品時に通い箱・パレットを利用している企業との取引が有効です。なお、現在の取引先が過剰包装等を行っている場合は、顧客の立場として、簡易包装や通い箱の使用の指示・要求や、包装材そのものについてもリサイクルが可能なものを使用するよう指示・要求するなど、取引先と連携した取組も重要です。■アイドリングストップの実施納品時に車両を使用することにより、ガソリンや軽油などのエネルギー消費と排ガス排出に伴う大気汚染、地球温暖化が懸念されます。従って取引先とアイドリングストップの実践について調整することが望まれます。③ 環境ラベルの認定に取組んでいる資材メーカーが提供する製品が環境に配慮しているか否かを判断する目安の一つとして、製品の購入者に対して製品の環境配慮の状況を伝えるためのマークである「環境ラベル」が製品に表示されているかどうかが挙げられます。基材、製版材料、インキ、溶剤、樹脂等を購入する際は、エコマーク認定商品や商品の環境情報を環境ラベルとして表記しているメーカー、またこれらの開発に積極的なメーカーを選び、できるだけ環境負荷の低い資材を購入するよう心がけることが重要です。また、印刷資材のユーザーとして環境負荷の低い資材の開発をメーカーに依頼することや、共同開発するなどの取組みも重要です。なお、今後日印産連では、印刷企業が本グリーン基準に適合した印刷関連資材を容易に選択できるよう、印刷関連資材に対してGPマーク(グリーンプリンティングマーク)の表示が可能となるよう展開していく予定です。