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15※NL規制の改訂について改訂前のNL規制は食品包装材料用印刷インキを対象とした規制でしたが、平成18年5月の大幅改訂により、全てのインキへと対象を広げています。また、名称も「印刷インキに関する自主規制」と....

15※NL規制の改訂について改訂前のNL規制は食品包装材料用印刷インキを対象とした規制でしたが、平成18年5月の大幅改訂により、全てのインキへと対象を広げています。また、名称も「印刷インキに関する自主規制」と改称しています。なお、改訂後の基準は旧NL規制「食品包装材料用印刷インキに関する自主規制」の内容を全て包含したものとなっています。■日本接着剤工業会のNL規制日本接着剤工業会では、食品包装材料の安全の確保の観点から、ラミネート接着剤の原材料として使用される可能性のある物質の中から、使用を避けるべきものを選定してネガティブリストを作り自主規制を実施しています。ネガティブリストは平成19年現在で89物質がリストアップされています。接着剤中の使用原料は多岐にわたるため、メーカー等に毒性の有無及びその程度を十分に確認した上で使用する必要があります。② PRTR指定化学物質を考慮しているPRTR法(正式名称:特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律)では、人の健康や生態系に有害な恐れがある化学物質を指定し、事業者に対して適正な管理を求めています(第一種指定化学物質:354物質、第二種指定化学物質:81物質)。インキ、接着剤及び溶剤の選択の際には、メーカー等からMSDSを取り寄せ、含有する化学物質の成分や含有率、有害性情報などを確認し、できる限りPRTR物質を使用しない製品を購入することが望まれます。なお、PRTR法の対象物質を含む製品を使用する場合には、MSDSの情報をもとに適正に取扱う必要があります。※ PRTR法では、製品中に含まれる指定化学物質の含有量が1%以上(特定第一種指定化学物質の場合は0.1%以上)の場合に、MSDSに危険性・有害性・取扱い等に関する情報を表示する義務が規定されています。