グラビア印刷サービス グリーン基準ガイドライン

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131 購入資材環境に配慮した製品づくりをするためには、工程に投入する資材の環境負荷をできるだけ小さくすることが望ましく、そのような資材を選んで購入する必要があります。使用する資材を顧客から指定されてい....

131 購入資材環境に配慮した製品づくりをするためには、工程に投入する資材の環境負荷をできるだけ小さくすることが望ましく、そのような資材を選んで購入する必要があります。使用する資材を顧客から指定されている場合でも環境負荷の小さい資材の利用を提案するといった取組みも大切になってきます。ここでは、印刷製品の構成物として市場に流通する「購入資材」の基準を定めています。(1)フィルム① 環境や健康に影響を及ぼす化学物質の使用に配慮している軟包装は、食品をはじめとする各種用途に用いられており、特に人の健康確保の観点から基材への有害物質含有量の低減が必要となっています。また、人の健康確保に配慮された資材は環境に対しても配慮された資材と考えることができることから、そのような資材を積極的に選択することが重要です。国内においては、軟包装用フィルムの製造は食品衛生法によって含有成分が規制され安全性が確保されています。また、フィルムメーカー等で構成される関連団体においても自主的な基準が定め● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 第3 章● ● ● ● ● ● ● ● ● ●日印産連「グラビア印刷サービス(軟包装)」グリーン基準の解説グリーン原則と基準グリーン原則①環境や健康に影響を及ぼす化学物質の使用に配慮している水準―1 水準―2・使用する用途に関連する法規及び業界の自主基準に適合すること・ポリオレフィン等衛生協議会の自主基準に合致したフィルムを使用すること・ポリ塩化ビニリデン製食品包装等に関する自主規制基準に合致するフィルムを使用することグリーン基準解  説軟包装は、食品をはじめとする各種用途に用いられていることから、基材に使用するフィルムの安全性確保を行なう必要があります。