GPJapan 2013年2月号

GPJapan 2013年2月号 page 9/12

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第7回 地球温暖化防止実行委員会セミナー報告(3)員らに胆管がんが発生した問題を期に、さらなる作業環境改善への要望も高まってきています。さらに、食品包材中の残留溶剤低減に対しても強い要求があり、水性イ....

第7回 地球温暖化防止実行委員会セミナー報告(3)員らに胆管がんが発生した問題を期に、さらなる作業環境改善への要望も高まってきています。さらに、食品包材中の残留溶剤低減に対しても強い要求があり、水性インキへの期待はますます高まってきています。軟包装の分野ではフレキソよりも早くから実用化がスタートしていました。水性グラビアインキは乾燥に起因する生産性の低下や印刷適性上の問題が依然あるものの、VOC 排出規制への対応策、印刷作業改善、残留溶剤の低減、ハイライト部の着肉が安定するなど、大きな利点があります。水性グラビアを採用するコンバーターさんは今後ますます増えていくと予想されます。一方、水性フレキソインキに目を向けると、国内では依然として段ボールでの用途が大部分を占める状況です。しかしながら、水性フレキソ印刷にはいろいろなメリットや可能性があり、今後軟包装の分野でも大きな伸びが期待されます。従来の油性グラビアインキと水性グラビアインキ、水性フレキソインキのVOC の量を比較したものをみると(図6 )、水性グラビアインキは従来油性インキに比べ約65%削減することが可能です。水性フレキソインキはインキ中のVOC 量をさらに低減することが可能で、印刷作業環境のさらなる改善、インキの非危険物化も実現することが可能です。近年、オフセット印刷業界でフレキソ印刷機を導入する事例が増えています。まだ国内実績は少ないですが、同様にグラビア業界でもフレキソ印刷機の導入が始まっています。2007年7 月から11年末までの異業種からのフレキソ印刷機導入の事例を見ると、水性フレキソインキを使用して紙器、不織布、フィルム事業へ参入した事例がここ5 年で10以上あります(図7 )。フレキソ印刷は見当合わせまでのロスが少なく、インキを固定してスリーブ版を使用することによって版替え時間を大幅に短縮することができ、小ロットに向いた印刷と言えます。一方、水性インキ同士で比較をすると、グラビアよりも高速印刷が可能、耐擦性も良好なことから長ロットにも適した印刷であると言えるかと思います。国内では7 、8 年前から軟包装でのフレキソの採用事例は徐々に進んでいましたが、特に昨年は大手ブランドメーカーでの採用記事が新聞記事?????????????????????????? ?? ?? ?? ???????????? ?????????????????????? ?????????? ?????????? ?????????????????????????????? ???????? ?????????? ???? ???????? ???????? ?????????? ???? ???????? ???????????? ?? ?? ?????????????? ?????????????? ???????????????? ?? ?? ?????????????? ???????????????? ???????????????????????????????????????? ?????????? ?????????? ?????? ?????????????????????????????????????????????????????????????????? ?????? ???????? ?????? ????'IDNmNDOmOOOu[O'-R×OUUUU'YTsaaaaa図6GPJAPAN 2013.2 39