GPJapan 2013年2月号

GPJapan 2013年2月号 page 6/12

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概要:
形状製版方法による分類は、ラウンド製版とフラット製版。水性フレキソ印刷に持っていったのはラウンド製版です。フレキソ刷版を版胴に巻いたときに従来の刷版では、版胴の外周と版面の外周に差があるのでマウントさ....

形状製版方法による分類は、ラウンド製版とフラット製版。水性フレキソ印刷に持っていったのはラウンド製版です。フレキソ刷版を版胴に巻いたときに従来の刷版では、版胴の外周と版面の外周に差があるのでマウントされたときに表面上で引っ張られている力が大きく加わっています。その結果、貼られたものの表面、印版が、縁が反り上がっている傾向が出ている。ですから、そこにインキが溜まりやすくなり、押されたときに飛び出しやすくなります。これを避けるために内側と外側の差をなくすことが必要です。このため、版材を溶かして、中に発生している張力の、上の部分と下の部分の張力を均一化させる。こんにゃくの例では、従来はこんにゃくは四角い型の中で固まってあの形になり、それを版胴に巻くタイプです。CTSS はそもそも型が丸い(図4 )。この型にこんにゃくを流しこんで、成型するので出来上がったものは反り上がらない。そのように版胴の円周と版面の円周を揃える。そして版の形状を押さえ込む。そういったことが、1 つの私どもの結論であり、今、トーホー加工様で行われている汎用実験です。従来の版は、顕微鏡的にですが、中心からの距離が変わってきますので、真ん中のところがちょっと低くなっています。一方、水性フレキソのラウンド刷版はラウンドにした状態で、UV 光で成形するので引っ張られる応力、張力が弱まります。その結果、中心からの距離が端部面と中心点で同質化していきます。従って、インキがきれいに印刷体にのることから、これを採用して使っていたったらどうかというにところ来ています。今後ますます表面の緻密性を上げて、インキの塗布コントロールを遠隔していくことを中心に、フレキソ製版の技術を上げる余地は沢山あります。そこをプロジェクトチームの皆さんと一緒になって、さらに良い刷り物をトーホー加工様と一緒に一所懸命がんばって参りたいと思います。 ?? ?? ?? ?? ?? ?? ?? ?? ?? ?? ?? ?? ?? ?? ?? ?? ?? ?????????????? ?????????????????????????????? ??図436 GPJAPAN 2013.2